「今日はなんかやる気が出ないなぁ~」――そんな日、誰にでもありますよね。
実はこの「やる気」・・「やる気」が出るから動くのではなくて、動くから「やる気」が出る!
という、脳の仕組みなのだそうです。
「やる気がなくても自然に動ける」、そんな方法があるなら是非知りたい!!・・そう思いますよね。
「なかなか練習しない」とか、「次への行動がのんびりし過ぎ!」など、お母様やピアノの先生には、とても参考になりそうです!
どんなことに気を付けると「やる気スイッチ」を押せるのか…を、もう少し詳しく書いてみようと思います。
脳は行動によってのみ変化が起きる!
脳の中心にある「青斑核(せいはんかく)という部分が「やる気スイッチ」の正体!
ここが活性化すると、ドーパミンが分泌され「やる気が出た!」という感覚が生まれます。
ただし、このスイッチ、自分の意思では押せません。
・・と仰る 李英俊 さん
YouTubeでとっても興味深いお話をされてます。こちらから是非ご覧下さい。
では、どうやって「やる気スイッチ」を押すのか?
「やる気が出たら行動しよう!!」・・と、普通はそう思いますよね。
科学的には、逆!
動くから「やる気が出る!!」
「やる気」とは、行動した結果として生まれるもの。
脳は、動いたあとにドーパミンを出すように出来てます。
行動しないと脳は変らない!
脳は、思考だけでは変化しない、、と李氏。
そして、恐怖や不安は「行動前」がピークだと。
「失敗したらどうしよう…」「上手くいくかな…」という不安が行動を妨げる。
これも「脳の仕組み」だと。
ーーー
怖さのピークは行動する前だけで、実際にやってみると脳は「意外と大丈夫」と学習していきます。
つまり、「怖いけどやってみる」➡「大丈夫だった」➡「行動のハードルが下がる」
この繰り返しが「自信」をつくる!と仰います。
「やる気」は動いた人だけに訪れる報酬
結論として、やる気とは「行動した人」にだけ訪れる脳の報酬です。
行動が先!やる気は後。
だから、やる気が出ない日こそ、「5分だけやってみよう」と動くことが、いちばんの近道なのです。
と、括られておられます。
モチベーションに頼らない行動!
やる気が出てから動くのではなく、動くからやる気が出る。
となると、
「今日はなんかやる気がでない」ので「明日にしよう!!」・・と頭で考えても、明日になったら同じことを繰り返すだけなのかも知れません。
感情やモチベーションに関係なく、少しでも動いてみることなのかも知れません。
――たとえ5分でも、1回でも…――
これが、スイッチを入れる唯一の方法になるということでしょうか…
自分に置き換えても、「やる前は、何とも重い気分」・・しぶしぶ重い腰をあげてやり始めると、意外と頑張れたりします。
「やる前の嫌な気持ち」も、忘れてたりして。。
「やる気」に頼らず動ける仕組みを作る
「やる気がある・ない」に関係なく動くことを決めると、「習慣化できる」につながりそうです。
①最初の一歩をハッキリ決める→「何をすればいいか」迷わないようにする。
②選択の余地をなくす→時間・場所・環境で「自動的にやる」状態をつくる。
③自分を動かすスイッチを決めておく→音楽・香り・お気に入りのカフェなど「動きたくなる条件」を決める。
「イヤだな・・」「しんどいな・・」の感情に左右されない「行動のコツ」を、生徒向け・先生向けに分けて書いてみます。
子どもにも分かりやすい!3つの「やる気に頼らないコツ」と先生の声掛け術
①最初の一歩を決める!!
<<生徒向け>>
「とりあえずこれだけ」が決まっていれば、動ける!
- 「練習しなきゃ…」ではなく、とりあえず3回だけ弾く
- 「ぜんぶ通す…」ではなく、最初の2小節だけ弾く
- 「ワークを順番にする」ではなく、1ページの中の1問だけする
小さくて簡単なスタートほど、子どもたちは動けます!
まずは、動くことに意味を持たせましょう。
<<先生向け>>声掛け例
- まずは最初の音だけ弾いてみよう!
- このリズムだけ叩いてみよう!
- 叩いたリズムを弾いてみよう!
- 今日は、○○だけ取り出してみよう!
いろいろありそうだけど、
小さくて簡単なスタートほど、子どもたちは動けます!
まずは、動くことに意味を持たせましょう。
「やりなさい」ではなく、
“動きやすい仕組み”を作るのが、ポイントです!
②選択の余地をなくす=習慣の道をつくる!!
<<生徒向け>>
-
ピアノの上に今日の楽譜を開いておく
-
練習ノートはピアノの横に置きっぱなし
-
学校から帰ったらまず5分だけピアノ
自然と「その気になる」環境を作っておくと、行動しやすくなります。
<<先生向け>>声掛け例
-
「帰ったらランドセル置いて、5分だけピアノね♪」
-
「楽譜を開いたところがスタートだよ」
-
「ノートはいつもここに置いておこう」
「どうしよう?」「何をする?」の迷いをなくすと、自然と動くことに繋がります。
③スイッチ儀式を作る!!
<<生徒向け>>
-
鍵盤に手を置いて深呼吸1回してみる➡さぁ始まるよ!を自分でつくる癖をつける
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最初にドの音を一つだけ鳴らす➡手の形でも良いし、脱力を考えるのも良い
-
練習前に姿勢チェックルール➡イスの座り方や足の置く位置や良い姿勢を確認するのも良い
とにかく1つをスタートさせることが大事!
「動いた」ことで、「やる気」につながります。
<<先生向け>>声掛け例
-
「ごあいさつ」してから始めよう!➡さぁ始まるよ!の気持ちの引き締めは大切
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「背中ピッ、足ペタ、指コロコロ〜…スタート!」➡ピリッとした空気も大切
-
「深呼吸したら、あら不思議!動き出すよ!」➡さぁ始まるよ!の余計な気合いを抜いて、リラックスさせる
「よーい、スタート!」を自分で作れる子になるために、「小さな儀式」を身に付けてもらいましょう。
子どもでもできる「1分アクション」
この考え方でスタートした行動が、「やる気」を起こすきっかけを作ります!
やってるうちにどんどん集中して、「出来る!」ことに出会います。
「出来た!!」を増やしてあげれば、子どもは勝手に伸びる‼
こんな好循環を目指していきたいものです。
「やる気」ではなく「やれる気」を上げる!
怖さのピークは行動する前だけで、実際にやってみると脳は「意外と大丈夫」と学習していきます。
つまり、
「怖いけどやってみる」→「大丈夫だった」→「行動のハードルが下がる」
この繰り返しが「自信」をつくります・・と言うこと。
・・となるなら、「やれる気」を備えてもらえると、要らぬストレスや不安から解放されるのかなと思います。
「やれる気がする…」のスタートで充分なので、
私たち指導者は、そこに焦点を当てればいいですね。
ーまとめー「やる気」は結果だった!
「やる気」は動いた人だけに訪れる報酬
結論として、行動が先。やる気は後。
だから、やる気が出ない日こそ、「5分だけやってみよう」と動くことが、いちばんの近道なのです。
「やれる気」を育てよう!!
やれる気がする → 行動する → 成功体験が生まれる →
やる気が上がる。
このサイクルを回せば、もう「モチベーション待ち」の毎日から卒業できそうです!
「やる気が出たら動く」ではなく、「動いたらやる気が出る」。
その一歩が、未来を動かすスイッチになります!
とにかく、「やってみる!!」という行動が大切になりますね。
✔「やれる気」
✔「その気になる」
✔「自分でコントロールできる」
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